この記事では、映画『グレイテスト・ショーマン』を鑑賞した感想を書いています。
ネタバレを含んでいるので、「具体的な内容はまだ知りたくない」という場合は、あらすじまで読んで戻るボタンを。
『グレイテスト・ショーマン』を観た個人ブログの映画レビューを読んでみたい場合は、先に進んで読んでみてくださいね。
映画『グレイテスト・ショーマン』の基本情報
作品名 | 『グレイテスト・ショーマン』 |
原題 | The Greatest Showman |
映画監督 | マイケル・グレイシー |
脚本 | ジェニー・ビックス、ビル・コンドン |
音楽 | ジョン・デブニー、ジョセフ・トラパニーズ、ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール |
撮影 | シェイマス・マクガーヴェイ |
主題歌 | 『This is me』キアラ・セトル |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
製作国 | アメリカ |
タイプ | 洋画 |
上映時間 | 105分 |
公開日(日本) | 2018/2/16 |
映画『グレイテスト・ショーマン』の登場人物・キャスト
登場人物 | キャスト | 日本語吹替 |
---|---|---|
P・T・バーナム | ヒュー・ジャックマン/エリス・ルビン(幼少期) | 山路和弘 |
フィリップ・カーライル | ザック・エフロン | 木村昴 |
チャリティ・バーナム | ミシェル・ウィリアムズ/スカイラー・ダン(幼少期) | 中村千絵 |
ジェニー・リンド | レベッカ・ファーガソン/ローレン・アレッド(歌部分) | 北西純子 |
キャロライン・バーナム | オースティン・ジョンソン | 大久保瑠美 |
ヘレン・バーナム | キャメロン・シェリー | 米本早希 |
フィロ・バーナム | ウィル・スウェンソン | - |
Mr.ウィンスロップ | ダミアン・ヤング | - |
ウィンスロップ夫人 | ティナ・ベンコ | - |
ジェームズ・ゴードン・ベネット | ポール・スパークス | 斉藤次郎 |
Mr.オマリー | エリック・アンダーソン | 菊池通武 |
アン・ウィーラー | ゼンデイヤ | 真壁かずみ |
W・D・ウィーラー | ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 | 山本祥太 |
レティ・ルッツ(熊女、髭の生えた女性) | キアラ・セトル | 日野由利加 |
親指トム将軍(小人症の男性) | サム・ハンフリー/ジェイムズ・バブソン(歌、台詞部分) | 中村章吾 |
リーズ卿(太った男) | ダニエル・エバーリッジ | 桜井敏治 |
フランク・レンティーニ(寄生性双生児、3本足の男) | ジョナサン・レダヴィド | - |
コンスタンティン王子(入れ墨男) | シャノン・ホルツァプフェル | 井川秀栄 |
チャン&エン・ブンカー兄弟(シャム双生児の由来になった結合双生児) | 小森悠冊(チャン)&ダニエル・ソン(エン) | - |
ウォルター(犬少年、獅子面男ライオネル、多毛症の男性) | ルチアーノ・アクニャJr. | 古川裕隆 |
アルビノツインズ(白皮症の双子姉妹) | ミッシー・パトロナリー&シェオアイフェ・コールマン | - |
顔や身体に痣を持つ男性(象の肌を持つ男、スタージーウェーバー症候群か血管腫と思われる男性) | ジェレミー・ハドソン | - |
ブロックヘッド(ピアス男) | テイラー・ジェームズ | - |
デビルボーイ(二本角の男) | ヴィンセント=オリバー・ノワジュー | - |
ストロングマン(怪力男) | ティモシー・ハージェス | - |
タトゥーレディ(タトゥーのある女性) | チェルシー・キャソ | - |
白い服を着た白髪の男性(半陰陽でアルビノの男) | キーサン・ブラジルフォード | - |
オリエンタルマン(東洋人の男) | アレックス・ウォン | - |
ゴールデンボーイ(金でメイクし金の装飾を付けている青年) | ジュリアス・ルビオ | - |
ヴードゥーツインズ(ブードゥー教の双子) | ディアンナ・ウォルターズ&ジェシカ・カストロ | - |
スネークダンサー(蛇を使い踊る女性) | ナジラ・ジラム | - |
エジプションレディ(エジプトの女性) | クリスティーナ・ギラー | - |
オー・クランシー(アイルランドの巨人) | ラデュー・スピングヘル | - |
人間大砲 | ケネス・チャン | - |
ジェフ・ハリス(ジャグラー) | ニック・ジャンツ | - |
ディン・ヤン(中国人のアクロバットと剣のスペシャリスト) | ナターシャ・リュー・ボルディッツォ | - |
映画『グレイテスト・ショーマン』のあらすじ
貧しい家庭に生まれながらも夢見る心を持ち続けたフィニアス・テイラー・バーナム。
彼は幼なじみで名家の令嬢、チャリティとの愛を育みながら、夢を追い続けます。
ニューヨークで平凡ながらも幸せな家庭生活を送る彼のもとに、人生の転機が訪れます。
一連の困難を乗り越え、バーナムは世にも珍しいショーを開催。
小人症の男や全身刺青の男など、社会の影に生きる個性豊かな人々をステージに立たせ、彼らの才能を光り輝かせるのです。
この斬新なショーは瞬く間に人々の心を捉え、大成功を収めます。
しかし、その華やかなステージの裏には、上流社会からの冷ややかな目、家族との軋轢、仲間たちとの絆の試練が待ち受けていました。
バーナムが欧州のオペラ歌手、ジェニー・リンドとのアメリカ公演を成功させようと奮闘する中で、彼の人生には新たな波乱が訪れます。
ショービジネスの先駆者として、バーナムは仲間たちと共に、困難を乗り越えていく決意を固めます。
映画『グレイテスト・ショーマン』の予告編動画
彼らのショーは単なるエンターテイメントではなく、希望と勇気の象徴。
この物語は、夢を追い続けることの意味と、人間の可能性の広がりを見事に描き出しています。
バーナムの人生は、ただの成功物語ではなく、愛と友情、信念の物語なのです。
映画『グレイテスト・ショーマン』の感想
『グレイテスト・ショーマン』は、ただのミュージカル映画という枠を超え、深く心に響く作品です。
興行師P.T.バーナムの波乱万丈な人生を追ったこの作品は、夢を追いかける情熱と、成功と挫折の狭間で揺れる複雑な心情を見事に描き出しています。
ヒュー・ジャックマンが演じるバーナムは、そのカリスマと輝くような演技で、映画の隅々まで生命を吹き込んでいます。
彼の熱い情熱と夢に向かって突き進む姿勢は、多くの観客に勇気とインスピレーションを与えることでしょう。
また、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、ゼンデイヤなど、豪華なキャスト陣が物語を豊かに彩っています。
特筆すべきは、映画全体を彩る素晴らしい楽曲たちです。
特に「This Is Me」のシーンは、自己受容と自己肯定のメッセージが心に響きます。
パーティー会場から締め出されたパフォーマーたちが、誇り高く歌い上げる姿には、感動せずにはいられません。
彼らの存在そのものが、社会の狭い枠にとらわれない生き方を示しているかのようです。
また、バーナムが成功への道を歩む中で、家族や仲間との絆を見失いかける場面は、成功の本質について深く考えさせられます。
彼の心の葛藤と、最終的に本当に大切なものを見出す旅路は、私たち自身の生き方についても問いかけてくるようです。
この映画の美しさは、ただのエンターテインメントにとどまらず、人間の内面と社会の見方を変える力を持っています。
誰もが心のどこかで抱える不安や葛藤、そして夢への憧れを、音楽と映像を通して美しく表現しているのです。
『グレイテスト・ショーマン』は、観る人の心に残る、忘れがたい経験を与えてくれる作品です。
【動画】映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッション
映画『グレイテスト・ショーマン』はこんな人におすすめ
『グレイテスト・ショーマン』は、夢を追い続けるすべての人におすすめの映画です。
特に、日常に迷いや疲れを感じている人、自分自身や未来に確信を持てずにいる人に、この映画は新たな勇気と希望を与えてくれるでしょう。
ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナムの情熱的な旅路は、自分の夢や理想を追い求めるすべての人の心に響きます。
また、ミュージカル映画が得意ではない人でも、この映画の魅力に引き込まれるはずです。
ダイナミックで魅力的なダンスと、心を揺さぶる歌。
映画の持つエネルギッシュな雰囲気は、どんな人もその世界に没入させてくれます。
そして、自分自身の個性や存在に自信を持てずにいる人にとっても、この映画は大きな励ましとなるはずです。
「This Is Me」のシーンなど、自己肯定の強いメッセージは、自分自身を受け入れ、誇りを持つきっかけになるでしょう。
単なるエンターテインメント映画ではなく、深い人間ドラマとしての側面も持ち合わせている『グレイテスト・ショーマン』。
多くの人に感動を与え、心に残る作品となること間違いなしです。
【まとめ】音楽が好きなら映画『グレイテスト・ショーマン』を観るのがおすすめ
『グレイテスト・ショーマン』は、音楽の力を存分に感じられる作品です。
この映画の魅力は、まさに音楽にあります。
心を動かす歌詞とメロディ、パワフルなダンスシーンは、音楽が好きな人ならきっと虜になるでしょう。
ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンをはじめとするキャストたちの圧倒的なパフォーマンスは、見る者の心を揺さぶり、感動を呼び起こします。
映画は、夢を追い続ける人々への応援歌のような存在。
自分の居場所を見つけ、自分自身を肯定する強さを与えてくれます。
特に「This Is Me」のシーンは、自己受容と自己表現の素晴らしさを強く訴えかけるものです。
そして、この映画はミュージカル映画が得意でない人でも楽しめる作品。
ストーリーの直感的なわかりやすさと、音楽の持つ普遍的な魅力が、すべての観客を引き込みます。
自分に自信が持てない人、日々の生活に迷いや疲れを感じている人にも、この映画は新たな勇気と希望を与えてくれるでしょう。
音楽が持つ魔法のような力を信じるなら、『グレイテスト・ショーマン』は間違いなくおすすめの映画です。
胸を張って生きる勇気を与えてくれる、感動的な作品をぜひ体験してください。