この記事では、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞した感想を書いています。
ネタバレを含んでいるので、「具体的な内容はまだ知りたくない」という場合は、あらすじまで読んで戻るボタンを。
『ボヘミアン・ラプソディ』を観た個人ブログの映画レビューを読んでみたい場合は、先に進んで読んでみてくださいね。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の基本情報
作品名 | 『ボヘミアン・ラプソディ』 |
原題 | Bohemian Rhapsody |
映画監督 | ブライアン・シンガー |
製作総指揮 | デクスター・フレッチャー |
脚本 | アンソニー・マクカーテン |
音楽 | ジョン・オットマン |
撮影 | ニュートン・トーマス・サイジェル |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
製作国 | イギリス、アメリカ |
タイプ | 洋画 |
上映時間 | 134分 |
公開日(日本) | 2018/11/9 |
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の登場人物・キャスト
登場人物 | キャスト | 日本語吹替 |
---|---|---|
フレディ・マーキュリー | ラミ・マレック | 櫻井トオル |
メアリー・オースティン | ルーシー・ボイントン | 川庄美雪 |
ブライアン・メイ | グウィリム・リー | 北田理道 |
ロジャー・テイラー | ベン・ハーディ | 野島裕史 |
ジョン・ディーコン | ジョゼフ・マゼロ | 飯島肇 |
ジョン・リード | エイダン・ギレン | 志村知幸 |
ポール・プレンター | アレン・リーチ | 鈴木正和 |
ジム・ビーチ | トム・ホランダー | 赤城進 |
レイ・フォスター | マイク・マイヤーズ | 咲野俊介 |
ジム・ハットン | アーロン・マカスカー | 花輪英司 |
ジャー・バルサラ | メネカ・ダス | 佐々木優子 |
ボミ・バルサラ | エース・バティ | 加藤亮夫 |
カシミラ・バルサラ | プリヤ・ブラックバーン | 夏目あり沙 |
ボブ・ゲルドフ | ダーモット・マーフィ | 小林親弘 |
ケニー・エヴェレット | ディッキー・ボウ | 浜田賢二 |
ティム・スタッフェル | ジャック・ロス | - |
デヴィッド | マックス・ベネット | 下川涼 |
メアリーの父親 | ニール・フォックス=ロバーツ | - |
シェリー・スターン | ミシェル・ダンカン | 加藤有生子 |
トラック運転手 | アダム・ランバート | - |
ライブの観客 | ルーク・ディーコン、エミリー・メイ | - |
シェリル | ジェス・ラドムカス | 松井暁波 |
クリッシー | レイア・クレラー | 石井未紗 |
ドイツ人記者 | マーティン・オルバーマン | 田所陽向 |
映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ
1970年のロンドン、若き日のフレディ・マーキュリーは、音楽に情熱を注ぎながらも、移民差別と家族との折り合いに苦悩していました。
彼の運命が大きく変わる瞬間が訪れます。ファンだったバンド「スマイル」のメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーに自らを売り込み、見事にヴォーカリストとして加入することに。
新メンバー、ジョン・ディーコンとともに、「Queen(クイーン)」として新たなスタートを切るのです。
フレディは音楽への献身とともに、店員メアリー・オースティンとの恋に落ち、自分のアイデンティティに葛藤しながらも、彼女との関係を深めていきます。
一方で、バンドは自主制作のアルバムを作り、スカウトされるなど、音楽界での躍進を続けていきます。
やがて、彼らの創造性と挑戦心は、世界に衝撃を与える革新的なアルバム「オペラ座の夜」へと結実し、その中心曲「ボヘミアン・ラプソディ」は大ヒットを記録します。
しかし、成功の裏でフレディは自身のセクシャリティに悩み、メアリーとの関係に変化が生じ始めます。
また、バンド内の対立やメディアのスキャンダルによるプレッシャーが増す中で、彼は孤独と内面の葛藤に直面します。
フレディの人生は、華やかな表舞台と苦悩の裏側とで、波乱に満ちたものとなっていきます。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の予告編動画
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、世界が愛したバンド「Queen(クイーン)」と、そのカリスマ的フロントマン、フレディ・マーキュリーの生き様を、彼らの不朽の名曲と共に描き出します。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の感想
『ボヘミアン・ラプソディ』は、伝説のバンドQueen(クイーン)とそのカリスマ的ボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた作品です。
この映画はただの伝記映画という枠を超え、観る者に深い感動を与えてくれます。
フレディの生い立ちから、彼の内面に潜む孤独、葛藤、そして彼を取り巻く人々との関係性が巧みに描かれています。
映画を見ていると、フレディの存在感の大きさと彼の人生の重みに圧倒されます。
特に、彼の孤独や内面の葛藤を繊細に表現したシーンは心に深く刻まれました。
彼の才能がいかに孤独から生まれたものであるかを感じさせるとともに、Queen(クイーン)としての成功の裏にある苦悩や対立もリアルに伝わってきます。
映画の中でも最も印象的なのは、やはり1985年のライブエイドでのQueen(クイーン)のパフォーマンスです。
このシーンは、フレディの命がけのパフォーマンスとして描かれており、その迫力と感動は言葉では言い表せません。
ライブエイドのシーンはまるで時空を超えて、当時の興奮をそのまま味わっているかのような臨場感を覚えます。
彼らの演奏は、ただの音楽以上のもの、まさに生きる力を与えてくれます。
フレディを演じたラミ・マレックの演技も見事で、彼の熱演にはただただ感服するばかりです。
彼はフレディの魂を見事にスクリーンに蘇らせました。
フレディとメアリーとの関係、バンドメンバーとの絆、そして彼の孤独と葛藤が見事に映し出されていて、それぞれのシーンが記憶に残ります。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、音楽を通して見せるフレディ・マーキュリーの真実を描いた感動作です。
この映画を通じて、彼の生き様や音楽に対する情熱を改めて感じ、彼が残した遺産の価値を再認識させられました。
観る者にとっては、ただの映画を超えた、一つの体験となるでしょう。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』はこんな人におすすめ
『ボヘミアン・ラプソディ』は、音楽の力を信じ、人生のすべてを音楽に捧げたいと願うすべての人々におすすめの映画です。
特に、ロック音楽やQueen(クイーン)のファンであれば、彼らの名曲が生まれた背景やバンドメンバーの絆、フレディ・マーキュリーの生き様に心を打たれることでしょう。
この映画は、ただの伝記映画ではありません。
フレディの生きた時代を知る世代には懐かしさや新たな発見があり、若い世代には音楽の持つ普遍的な魅力と、その時代のカルチャーを感じることができるでしょう。
もし、あなたが音楽を愛し、それが人生の一部であると考えるなら、この映画は特別な意味を持つはずです。
また、困難を乗り越える勇気やインスピレーションを求めている方にも、フレディの生き様が力強いメッセージを届けます。
迫力ある音楽とともに、Queen(クイーン)の圧倒的なパフォーマンスを体感することは、間違いなく忘れられない体験となるでしょう。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、音楽という素晴らしいアートを通じて人生の悲喜こもごもを感じたい人に、心からおすすめしたい作品です。
【まとめ】音楽が好きなら映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観るのがおすすめ
この映画は、伝説のバンドQueen(クイーン)とそのカリスマ的なリーダー、フレディ・マーキュリーの生涯を描いています。
その生き様は、単なる音楽映画の枠を超え、観る者に深い感動を与えます。
音楽に心を動かされる人なら、Queen(クイーン)の曲を聞いたことがなくても映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観ることをおすすめします。
この映画の魅力は、Queen(クイーン)の名曲が生まれた背景やバンドメンバーの絆、そしてフレディ自身の葛藤や成長を描いている点です。
彼らの音楽がどのように世界を魅了し続けてきたのか、その核心に迫ります。
フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックの熱演は圧巻で、彼の演技を通じてフレディの内面に深く迫ることができます。
また、ライブエイドの再現シーンは特に印象的で、映画を観ているだけでコンサートの一員になったような感覚を覚えます。
音楽の持つ力、人生の悲喜こもごも、そして何よりも音楽への深い愛情を感じることができる『ボヘミアン・ラプソディ』は、音楽ファンはもちろん、音楽の力を信じるすべての人におすすめの作品です。
音楽を通じて人生の美しさ、困難、そして喜びを共感し、体験したい方には、間違いなく心に残る映画となるでしょう。